浜松市は遠州灘、浜名湖、天竜川といった恵まれた環境や温暖な気候、東京、大阪、名古屋などの大都市圏からのアクセスの良さなどの利点から、「ビーチ・マリンスポーツの聖地」としてのブランドを確立するために様々な取組みを行っており、 その一つとして遠州灘海浜公園（江之島地区）では、国内最大級のビーチスポーツ施設「江之島ビーチコート」の整備計画が進行している。
　浜松市は日本で初めてアーチェリー場がつくられた地でもあり、もともと市営のアーチェリー場が江之島地区内にあったが、江之島ビーチコート整備計画にあわせ、同地区内に移転することになった。 計画では、周囲を高さ最大7ｍの折板と有孔折板による塀で囲い安全を確保するとともに、浜松市アーチェリー協会から助言をいただき、的を多く並べられるための間口の確保や施設のバリアフリー化を図った。
（株式会社フジヤマの協力事務所として設計）